試験方法概要 | 試料にX線管からのX線を照射すると,試料に含まれる原子から固有のX線が発生し放出されます。このX線は蛍光X線と呼ばれ,各元素特有の波長をもっており,このX線の波長を調べることにより定性分析ができます。また,蛍光X線の強度は濃度の関数となりますので,元素特有の波長ごとにX線量を測定すれば定量分析をおこなうことができます。この原理を用いた装置がエネルギー分散型蛍光X線分析装置です。自転車部品に含まれるNi,Cd,Crなどの重金属を非破壊で分析することができます。 |
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図・写真 | |
対応規格 | なし |
対象車種 | 自転車・自転車部品全般 |
仕様 | 測定原理:蛍光X線分析法 測定方法:エネルギー分散型 測定対象:固体・液体・粉体 測定範囲:11Na〜92U 試料室寸法:最大300(W)×275(D)×約100(H)mm |